Archive for 1月, 2008

1月も終わり

木曜日, 1月 31st, 2008

1月も終わり、豆まきの季節になりました。4.JPG今年は、幸いインフルエンザの大きな流行もなく、このまま無事に春を迎えられると良いですね。日本という国は四季がはっきりしていて、毎月何かしらの楽しみがあって良いですね。“おおぞら太陽クリニック”の受付カウンターを飾ってくれる小物達も月替わりで出番が回ってきます。2月は何を飾ろうかな?

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春は素敵な季節であることは間違いないのですが、30%程度の人にとってはくしゃみ、鼻水のつらい季節です。今年は、昨年の2-3倍量の杉花粉が飛ぶそうです。私(院長)も花粉症持ちで鼻の調子の悪い日がありますので、すでに少し飛び始めているようです。私のように天気予報の花粉情報よりも自分の鼻の方が先に花粉を感知する人も多いのではないでしょうか。

花粉症対策のポイントは、まずは、花粉をできるだけ吸わないことです。外出時にはマスク、眼鏡をすると大分違います。時間とお金に余裕があればこの時期、日本を離れてしまうことが一番良いのでしょうが、なかなかそうもいきません。マスクは確実に有効ですが、それでも十分でないことが多いですね。そんな人は薬で治療することになります。花粉症の薬は点鼻薬、点眼薬、内服薬とそろっておりますが、肝心なのは早めに治療を開始することです。抗アレルギー薬と呼ばれる薬は十分な効果を発揮するまでに1-2週間時間がかかるものが多いからです。花粉が本格的に飛び始めてから(症状が出てから)治療をはじめると、薬が十分に効くまでは症状に苦しまなければなりません。早めに医療機関に相談してください。

花粉症というと、目のかゆみ、鼻水、鼻づまりを思い浮かべますが、中には咳が止まらなくなったり、腸の具合が悪くなったりする人もいます。また、花粉症は、ある年、突然発症するので花粉症デビューの年には、自分の身に何が起こっているのか分らず、風邪がいつまでも治らないなどと思うこともあります。(私もそうでした)花粉の季節に体の不調を感じたら、一度アレルギーの有無を調べると良いでしょう。花粉アレルギーの有無は血液検査などで簡単に調べられます。自分が花粉症であるかどうかを知ることが適切な花粉症対策への第一歩です。 

2008年は順調にスタートしましたか?

土曜日, 1月 19th, 2008

最近は気温がぐっと下がり、寒い毎日が続いていますね。暦の上では、大寒といって一番寒い季節です。この寒さを乗り越えて二週間くらいすると立春、暦の上で春を迎えるわけです。体を冷やさない様に気をつけて生活しましょう。

 

私達が寒さにじっと耐えている間に猛威をふるうのが“インフルエンザ”です。“おおぞら太陽クリニック”でも今週は多くのインフルエンザの患者さんが来院されました。今シーズンは10月後半からインフルエンザの感染者が出て、とても早い時期に小流行がありましたが、それだけでは済まない気配です。本格的な流行はこれからかもしれません。実は私(院長)はインフルエンザの研究をしていました。インフルエンザウイルスを人工的に作ったこともあるのですよ。東京大学医科学研究所の河岡先生らが確立された方法ですが、本当に簡単にインフルエンザウイルスが作れてしまうのです。実験室では作ったり、殺したりウイルスを思うがままに扱えるのですが、実際の流行となると人間にはコントロールできず、ウイルスにはなかなか勝てません。

 

こんなインフルエンザウイルスから身を守るためにはどうしたらよいでしょうか?

まず大切なのは、毎年予防接種を受けることです。インフルエンザワクチンは前年度の流行ウイルスの情報を参考に、次の流行ウイルスを予測して作っています。インフルエンザウイルスのタイプは毎年変わりますので、ワクチンは毎年接種する必要があります。接種後、免疫がしっかり立ち上がるまでには4週間くらいかかりますので、11月くらいまでには接種しておくのがよいと思います。一度、接種するとウイルスから体を守る抗体と呼ばれるタンパク質が3-6か月間血液中に十分量保たれますが、その後徐々に抗体の量は減っていきます。

 

流行期に気を付けることは、まずは昔から言われているように手洗いとうがいです。インフルエンザは通常飛沫感染といって、感染者の鼻や口から飛び散った飛沫(つばや鼻水の細かい粒子と考えて下さい)から感染します。飛沫は患者から周囲1mに飛び散りますから感染者に近寄らないことが肝心です。家族内に患者がでた場合は患者にマスクをさせて患者自身にも鼻をかんだ後などに手洗いをさせると良いでしょう。

 

インフルエンザ流行期はちょうど受験シーズンと重なります。先日も受験生をかかえるご家庭で、インフルエンザ感染者がでて受験生にうつるのをお母様は大変心配しておられました。家族内に患者がいて、患者との接触が避けられない状態での感染予防には、タミフルやリレンザの予防投与も有効です。患者との接触後、できるだけ早く治療量の半分の薬を7-10日間飲んで感染を予防する方法です。ワクチン同様、一般的には保険が使えず自費診療となりますが必要な時は御相談ください。

この寒さを乗り切れば、春はもうすぐ。しっかり体を温めて風邪やインフルエンザにかからないよう注意して過ごしましょう。

 

明けましておめでとうございます。

月曜日, 1月 7th, 2008

 明けましておめでとうございます。2008年が平和で良い年でありますように。  さて、新年を良い年にするには、健康であることが大切ですよね。健康を保つためには、病気にかからないように“予防”していくことも大切ですが、より積極的に健康づくりを行っていく言葉として“養生”という言葉があります。“2007年の自分より健康な自分づくり”に2008年は取り組んでいきましょう。今回は、禁煙についてです。 

 “おおぞら太陽クリニック”では20081月から禁煙外来を始めています。禁煙が呼吸器疾患をみる医師にできる“養生のお手伝い”だと考えるからです。喫煙している方、特に喘息などの呼吸器疾患を持っておられる方は何度か禁煙を考えてみたことがあるかと思います。Challengeされた方も多いのではないでしょうか?禁煙に限らず、生活習慣を変えることは大変ですよね。私も“今年は朝15分早く起きよう”と思い新年を迎えましたが、やはり、ぎりぎりまで起きられません。まして、体がニコチンに依存的になっているのですから、どんなに意思の固い人にとっても禁煙は楽なことでは無いと思います。そうでなければ、やめたいと思っていながら吸い続けてしまう人がこんなに多いはずありませんものね。  このように喫煙習慣はとても修正の難しいものなのですが、それを手助けする医療用薬があります。多くの皆さんが御存知のことと思いますが、ニコチン含有テープ剤です。自費で購入すると高いのですが、一定の基準を満たし禁煙の意思をしっかり持っている人に対しては保険適応があります。この薬を使いながら、呼気中の有害物質である一酸化炭素の濃度をモニターしつつ“治療”を行っていき、禁煙成功を目指していくのが禁煙外来です。体に入るニコチン量を急にゼロにするとイライラしたり落ち着かなかったり、、、、、禁煙失敗に終わることが多いので、禁煙外来では2か月かけてゆっくりとテープで補うニコチン量を減らしていき、少しずつ体をニコチンの無い状態に慣らしていきます。保険適応のある“治療”として行います。予約不要ですので、“今日から禁煙したい!”と思った日にいらして下さい。 

 実は、私の祖母はHeavySmokerで肺気腫となり在宅酸素療法を行っておりました。彼女もタバコを吸わなければもっと長生きできたはずなのです。夜中によく息が苦しいと言って、家中の窓を開け放っていることがありました。こんな事にならないように少しでも多くの人が禁煙をして健康を保っていただけたらと思います。  禁煙外来保険適応の一つの指標は“ブリンクマン係数”という数字で、“一日の喫煙本数×喫煙年数”が200以上の人です。ちょっと計算してみて下さい

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